私がしたいこと。

ママです。

 

娘をもって思うことをこれから何個か書いていこうと思います。

 

 

私の両親は田舎の公務員です。

いつも17時には母が帰宅し、18時には家族揃って夕食を食べていました。

外食はめったにありません。

父と母が夕食の席にいないのは、仕事の忘年会と歓送迎会の年に2回くらいです。

それ以外は毎日、家族が揃って夕食を食べていました。

私と姉が大学進学のために家を出るまで毎日です。

 

それが普通の家庭だと思っていました。

ずっと、ずっと思っていました。

 

私は東京の大学に進学し、そのまま就職しました。

でも、残業は当たり前。早くて帰宅するのは20時で、

24時近くになることもよくありました。

18時に手作りの夕食を食べるなんてありえません。

 

金曜日は同僚や友人と飲みに行きました。

職場の既婚者の上司などをみても、毎週金曜日はよく飲みに行っているようでした。

 

これもなかなか楽しい日々ではありました。

でも、私の中には、夕食は家族揃って食べたい、

お風呂で遊びたい、夜はテレビを見て、本を読みながら寝る、、

この繰り替えしがしたい、これが私にとって「普通の生活だ」という思いが

ずっと心の底に根付いていました。

 

もちろん、この生活が首都圏のサラリーマン家庭において

もはや「普通」ではないということはこの数年でわかりました。

 

でも私は何よりも家族との時間を大事にしたい。

だって、幸せだったから。

当時は当たり前すぎて気づかなかったけど、

 

いやいや手伝っていた夕食の支度、

みんなで食べる温かいご飯、

喋りっぱなしで怒られる私と姉、

お父さんとのチャンネル争い、

食後おばあさんと喋りながらの食器洗い、

 

昼間学校で嫌なことがあっても家族でご飯を食べていたら心が軽くなれた。

朝が来るのは嫌だったけど、朝が来ることは忘れていられる

一日の中で一番幸せな時間。

 

もうあのメンバーで、あの家でではできないけれど、

 

今度は私と旦那と娘と。

 

一緒にいれる時間を何より大事にしていきたいです。